林檎の花、龍の爪

波間に浮かぶ士魂。ある士族のルーツを訪ねます。

2015年12月28日月曜日

上越市史別編1

›
島津氏降参は、島津泰忠(孫五郎・左京亮・常陸介)の系統であり、島津忠直(月下斎)は景虎配下を 押し通し、長沼近辺(長野市)を退去します。島津氏分裂は実は弘治三年七月であったのです。しかし、 分裂以前の島津氏の守城は矢筒城か大蔵城か明らかではありません。  史料要約2のこの文面で...
2015年12月8日火曜日

恋に落ちた龍

›
恋に落ちた龍がいる。 昔、子死越と呼ばれた土地に、五つの頭を持つ暴れ龍が棲んでおり、人々はその五頭龍による度重なる雷雨、洪水、そして凶作に苦しめられていた。ある時その海に暗雲立ち込め雷鳴が轟き、ようやく晴れたときには海上に1つの島が現れていた。 そこに舞い降りた一人の壮麗な天...

龍伝説

›
津々浦々、日本の龍伝説 ・北海道島牧村 飛竜賀老の滝 松前藩の金山奉行が金を隠し、それを奪る者には龍神の祟りがあったという。 ・北海道 沼沢値に棲み悪さをする龍蛇神をアイヌの英雄オオキリムイが退治した。アイヌ民謡 ハリツ・クンナ 知里幸恵訳 ・小樽市 手宮 手宮の岩陰に棲む悪龍...
2015年12月5日土曜日

墓地の竜

›
私は2011年の四月頃から「家紋研究家」を名乗り始めるとともに京都の墓地を巡ることに決めた。 いつ何時、この京都にも大地震が起こるかもしれない。壊滅的被害になるかもしれない。 それは311の惨状を見て、家紋という文化が次の世代、その次の世代へと、残していけるよう、繋いでいけ...
2015年12月2日水曜日

飯島鎮守神明宮

›
神明宮の庚申記念塚  諏訪市四賀飯島 24.6.24 飯島鎮守神明宮 いつの間にか、高規格の道路が開通していました。5年前のカーナビでは、道とともに表示しない「Jマートとオギノ」も存在していました。そこに駐車場を確 保してから、一目で神社の杜とわかる高木の塊を、これも...

五竜・八竜

›
「河原ニ鎮守」は、八劔神社 『祝詞段』と『根元記 (下) 』を比較しながら読み直してみました。 ■  断りがない限り、引用文献は諏訪教育会『復刻諏訪史料叢書』です。 ■  ここでは「リュウ」と表記していますが、原本は「リャウ」です。以下に出る「金子ニ鎮守八リャウ」...

真浄寺

›
開基は鎌倉の武士、土屋五郎重行で、宗祖親鸞聖人越後流罪(1207)の折り弟子となり、法名を明慶とたまわる。 聖人が流罪を解かれて関東に赴くに供を勤め、師の命によって、太田の庄赤沼に留まって真浄寺を建立する。 川中島合戦が始まると、武田勢に追われて越後国にうつる。 東西...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示
Powered by Blogger.