真浄院(福島市)概要: 真浄院の創建は天長2年(825)に弘法大師空海が現在の伊達市霊山に開基したと伝わっています。当初は遍照寺と称していましたがその後荒廃し、慶長年間(1596~1615)に伊達政宗によって再興されています。当地が上杉領になると上杉家の祈願所として快翁が中興開山し信夫山にある羽黒神社の別当となり現在地に境内を遷しました。寺宝にはチベットで造られた(9~10世紀)密教法具である金剛鈴と金剛杵が明治38年(1905)に国重要文化財(工芸品)に指定されている他、金剛界、胎蔵界からなる両界曼陀羅(絹本着色、掛軸仕立、縦195cm、横140cm、表具は伊達政宗が遍照寺時代に寄進したことが墨書によって記されています)が昭和44年(1969)に福島市指定有形文化財(絵画)に指定されています。本尊である「こもかぶり観音」(羽黒山正観世音菩薩)は60年に一度御開帳される秘仏として信仰されています。
[出典]
http://www.fukutabi.net/fuku/fukusimasi/sinnjyouin.html
[出典]
http://blog.livedoor.jp/taiji141/archives/65459763.html
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