伴 春宗(とも の はるむね)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。右京亮・大伴永主の子。官位は従五位下・陸奥介。
式部少丞を経て、文徳朝末の天安2年(858年)従五位下・出雲守に叙任される。
天安3年(859年)陸奥介に転任し引き続き地方官を務める。しかし、前陸奥守・文室有真との解由がうまく進まず、期限内に官物の引き継ぎができなかったため、翌貞観3年(861年)に陸奥守・坂上当道らと共に公廨を一部没収される処分を受けた。
その後、散位を経て貞観7年(865年)陸奥介に再任されている。
『六国史』による。
時期不詳:式部少丞
天安2年(858年) 3月8日:従五位下、出雲守
天安3年(859年) 正月13日:陸奥介
貞観3年(861年) 2月2日:没公廨
時期不詳:散位
貞観7年(865年) 正月27日:陸奥介
系譜
父:大伴永主[1]
母:不詳
生母不明の子女
男子:伴忠輔[1]
男子:伴忠行[1
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