この建物は赤沼公会堂・・・
街道から少し奥に入ったところにあります。
入口に大きな碑がありますね。
「信州りんご発祥の碑」と刻まれていました。
少し前にもかきましたが、明治末頃から、このあたりでは、水害対策として、桑よりも耐水性の高いリンゴに目をつけ、養蚕からリンゴ栽培に切り替え、信州リンゴが生まれました。現在でも信州随一のリンゴの名産地で、近くの国道18号線は「アップルライン」と呼ばれ、時期には農家のリンゴ直売店が軒を並べて、真っ赤なリンゴが並び、りんご園ではリンゴ狩りが楽しめます。
左端に一茶の句碑もあります。
半分は あせの玉かよ 稲の露 一茶
農民の苦労を詠んだ一茶らしい句です。
大田神社があります。三つ巴の紋を神紋で「大鞆和氣命」が祀られているそうです。大鞆和氣命は日本の弓矢神として知られる応神天皇です。
ということは八幡神社系列の神社のようです。
12世紀はじめに再建とすいてあるネットもあり、古い神社のようです。
弓矢神の屋代にふさわしい彫刻でした。
鎌倉時代の歴史書の『吾妻鏡』に信濃の地名として大田庄があります。この少し先の長野市の豊野辺りのことといわれますが、このあたりも大田庄だったのかもしれません。
大田の名は正倉院御物の布袋に太田とあるそうです。このあたりは古くから開けた土地だったのかもしれません。
https://eiwc2678zy1m.fc2.net/blog-entry-775.html
0 件のコメント:
コメントを投稿