2014年11月28日金曜日
武田信玄に味方した信濃の武士は武田氏滅亡後、どのような経緯を辿ったのかがわかる資料があるか。
笹本正治著『戦国大名武田氏の信濃支配』は既に知っているのでそれ以外の資料を知りたい。
以下の資料に武田方の信濃武士のその後の記述あり。
初めは武田氏についた者も武田滅亡後は上杉についたものが多くその記述も含む。
・『川中島の戦いと北信濃―武士・民衆もうひとつの真実』長野市民新聞編 信濃毎日新聞社 2009[N209.4/122]中、
「第3章 地域国人たちの栄枯盛衰」のうち、p62~106に「屋代氏」「仙仁氏」「西條氏」「寺尾氏」「清野氏」「綿内氏」
「平林氏」「赤沼家」「栗田氏」「芋川氏」「葛山衆」「小島氏」「夜交氏」の記事あり。
・『信濃中世史考』小林計一郎著 吉川弘文館 1982[N209.4/56]
p230「屋代氏」「室賀氏」「雨宮氏」「清野氏」の記事あり。
p260~290「栗田氏の武田氏帰属と甲府移住」「武田氏滅亡と栗田氏の上杉氏服属」「関ガ原役と栗田氏の流転」「水戸藩の栗田氏」あり。
・『信玄、謙信と信濃』小林計一郎著 信濃毎日新聞社 1991[N209.4/77]
p60~61「仁科」「望月」「木曽」の記事あり。
p61~66「滅亡直後の武田軍」p164~165「仁科氏」の記事あり。
・『長野県史 通史編 第3巻中世2』長野県編 長野県史刊行会 1987[N209/11-4/3]
p342~396「武田氏の滅亡と信濃」中に「真田氏」「木曽氏」の記事と(室賀、屋代、
禰津氏等の名を含む)、p388~390「依田信蕃の佐久入封」があり。
・『武田信玄大事典』柴辻俊六著 新人物往来社 2000[N289/タケダ]
p304~305「武田信玄家臣団表」に信州先方衆、御親類衆の名前あり。
その名前で同書の本文「人物」に項目あり(例:p82に武田に従った信濃先方衆「望月信雅」の項目には、その後、依田信蕃に従ったとあり)。
①[N209.4]郷土資料の中世史の資料と[N288] 郷土の家史・家譜[N289]郷土の伝記の資料の現物から武田家臣団に関する記述を探し、武田家臣となった信濃衆の動向を紹介。
②『長野県史 通史編 第3巻中世2』で武田氏の記述を確認し、信濃武士の動向の部分を紹介。
[出典]
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000103075
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