長野市内の
北国街道沿いにある神社を見学しようと訪れた神社の一つ。北国街道はアップルラインから少し奥まったところを走って
いて、古い家屋敷や土蔵が続いている。このあたりはリンゴの栽培で知られ、大きな果樹園のそばを通るときはリンゴの甘いい香りが漂ってくる。訪れたのは
10月中旬で、収穫を待つリンゴが真っ赤にいろづいていた。
長沼神社境内にある由緒書きによると、創建は長沼の里が開かれた
平安時代とある。
御神体は奇石で、厄を取り払う御神石として崇敬を集めているという。御神体がこうした自然物であるということからみても、相当古い神社と思われる。
永禄11年(1568)には、
武田信玄が神殿を再建し、木像、笛、獅子頭とともに
薙鎌を奉納したという。薙鎌といえば、
諏訪大明神。武田信玄の軍神でもある。『長野市誌』には、もとは長沼でなく諏訪大明神と名乗っていたとある。祭神は
健御名方命。ほかに天照大神、大物主命、イザナギ、イザナミ、保食神を祀る。
[出典]
http://homepage3.nifty.com/himegappa/jisha/nagano-jin/naganuma.html
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