この段では、茅野市の千野川神社(亀石明神)から北へ向かう順に「金子→飯
島→赤
沼→福
島→文出→小
川→
(河原)→高
島」と、各鎮守社の祭神を“呼び出し”ています。「高島八劔辯才天」を挙げた後は、(どう解釈するのか悩む)「ゴリュウハチリュウ」を唱えてから「南方の五リュウ」で締めくくっています。
ここに出る「上川と宮川の間」としても差し支えない神社群を他のグループと比較すると、「島・沼・川」などから、かつては茅野市から諏訪湖まで続く低湿地
帯にあったことがわかります。そのため、河川や湖から受ける水害が深刻な悩みであったことは間違いありません。それが、神頼みとなって(一つの表現とし
て)「水神・竜神信仰」の「五竜・八竜」に繋がっていったのは十分考えられます。
[出典]
http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/sanpo/awara.htm
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