2014年10月18日土曜日


境澤文書

境澤氏家蔵の近世武家文書で、1975年に御子孫の境澤和男氏の御好意により、本研究所に管理を委託された。境澤氏は、もと福島県会津の門田庄境澤村に本拠を置き、蘆名氏に仕えたが、同氏滅亡後に伊達氏麾下に属した。後に伊達氏(仙台藩)の支藩となった田村氏に付けられ、岩手県一関を領した田村氏の用人・家老職などをつとめる重臣として活躍した。本文書は、ほぼ17世紀末から後の文書・記録が主である。田村氏関係の文書は多数とはいえないが家中分限帳や領知・財政関係があり、多くは境澤氏勤役中の覚書・日記・風説書・軍書類、および家政関係記録・書状類である。約3,500点。その一部については本研究所刊『東北文化研究所紀要』第11号に目録がある。なお、本研究所架蔵のその他の主要文書は別表の通りである。
[出典]
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/facilities/institute/tohokuculture_data.html

0 件のコメント:

コメントを投稿