諏訪大明神
信濃国には神無月がない 十月は全国の神々が出雲に集まってしまって留守になるので、神無月といいます。
けれど諏訪の龍神様は、頭が出雲の館を七巻き半しても、まだその尻尾は信濃の尾掛けの松にかかっていました。 あまりの大きさに驚いた出雲の神々が、「これからはもう来なくてよい」と言ったため、諏訪の神は黒雲に乗って諏訪湖の底に帰ってしまいました。そこで信濃国には神無月がないのだといいます。
(『信濃の民話』より 松谷みよ子による再話を要約)
[出典]
http://www.tohyamago.com/rekisi/chuoukouzousen_suwa/
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