林檎の花、龍の爪
波間に浮かぶ士魂。ある士族のルーツを訪ねます。
2014年10月12日日曜日
長沼城
(ながぬまじょう)は、
福島県
須賀川市
長沼にあった
日本の城
。
戦国時代
には
蘆名氏
と
二階堂氏
による争奪戦が繰り返された。
文応
元年(
1260年
)
長沼隆時
が築城したといわれているが、詳細は不明。
永禄
9年(
1566年
)、
二階堂盛義
が
蘆名盛氏
に敗れたことにより、長沼城は蘆名氏の支配下に置かれ、
新国貞道
が城主となった。
蘆名氏が
天正
17年(
1589年
)に滅亡した後、新国氏は
伊達氏
に仕えた。
天正18年(
1590年
)には
豊臣秀吉
の命により
奥州
に国替となった
蒲生氏郷
の支配下に移り、
蒲生郷安
が城主となった。
慶長
3年(
1598年
)に
上杉景勝
の領地となり、
信濃国
の
長沼城
より
島津忠直
が移った。
慶長5年(
1600年
)の
関ヶ原の戦い
では長沼城が関東への上杉氏の前線基地となった。慶長6年(
1601年
)には
蒲生秀行
の領地となり、蒲生郷治、玉井数馬介が城主となったが、
元和
元年(
1615年
)の
一国一城令
により廃城とされた。
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